sasadamの備忘録

読書・登山・カメラ・仕事について覚えたいことをメモします!sasadam/ささだむ/ササダム

金峰山

皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。

sasadamです。

 

今回は10/30に登ってきた金峰山についてのブログです。

 

f:id:sasadam:20181101220839j:plain

友達二人と一緒に大弛峠から登ってきました。

片道2時間半ほど、山頂での休憩を入れて7時間弱の道のりでした。

上の写真の奥に見える小さなポッチが金峰山の山頂にある五丈岩です。

大体は尾根沿いの森の中を抜けて行くコースだったので、危険なところは殆どありませんでした。

 

 

f:id:sasadam:20181101223212j:plain

ただし、山頂手前は岩だらけで岩から岩へと移っていく必要があり、ほかの登山者さんたちもルートを迷っていたので気をつける必要があります。

 

 

f:id:sasadam:20181101222138j:plain

山頂にある五丈岩は、とても壮大でした。

結構な人数の方がてっぺんを目指そうとトライしていましたが、難しいようで諦める人が続出したいました。

 

 

f:id:sasadam:20181101222219j:plain

気温が零度ということもあり、景色はとても澄み切っていて、低山が紅葉している様子から遠くの富士山までしっかり見ることができました。

 

 

f:id:sasadam:20181101221616j:plain

帰りは、初めてのほったらかし温泉に行ってきました。

私はぬるめの温泉が好きなのですが、露天風呂はちょうどよい温度でした。

 

山はそろそろ冬山装備が必要になりますね。

私は冬山は登る技術がないので、今年はあとは近くの山を練習で登るだけです。

来年、雪が溶けた頃には大菩薩嶺に行ってみたいなと思っています。

 

読んでいただきありがとうございました。

それでは、皆さん、さようなら。

嫉妬について思うこと~立川談春著「赤めだか」を読んで~

 

 

 皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。sasadamです。

 

 

1.立川談春さん(以下、談春)が著した「赤めだか」という本をご存知でしょうか?

 

 嵐の二宮和也さんが主演でドラマ化もされているのでご存知のかたもいらっしゃることでしょう。

 本のあらすじとしては、談春の幼少期のエピソードから立川談志(以下、談志)に入門し落語の真打となるまでのエピソードです。

 

赤めだか

赤めだか

 

 

 私はこの本を乃木坂46生田絵梨花さんがTVで紹介していたことから知りました。生田さんはこの本の中の「修行とは矛盾に耐えることだ」という言葉が印象に残ったようですね。

 談春はこの言葉を師匠の談志に入門時に言われたようです。読んでみたところ、要所要所で上記の言葉が出てきますから、談春にとっても忘れることのできない言葉であるようです。

 

 

2.「修行とは矛盾に耐えることだ」という言葉、社会人である僕には大変心に刺さ るのですが、もう一つ僕の心に刺さった言葉を紹介させてください。

 

 この本の中で、あることがきっかけで師匠の談志が談春に「嫉妬」とは何かを語る場面が出てきます。

 以下に引用します。

 

「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。芸人なんぞそういう輩の固まりみたいなもんだ。

 だがそんなことで状況は何も変わらない。よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、なぜそうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う」

 

  私は談志の世代ではないので、どんな人かよくわかっていないのですが…この言葉はプロフェッショナルの言葉であると感じました。

 物事を他人のせいにせず「現実は事実だ」「現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ」と言い切るところは、真似したくても真似できないですね。

 「嫉妬している方が楽だからな」という言葉も、自分を振り返ってみて当を得ていると思いました。

 グサッときた私はこの言葉が頭の中をグルグルしているので、「嫉妬」について思ったことを整理してみたいと思います。

  • 「嫉妬」をするのは本当に相手に勝ちたいわけではないから?
  • どんな人からでも学ぶことがあると思えれば「嫉妬」しないの?
  • 相手に並び、抜くための行動を起こすためにはどうすればいいの?

 いろいろ考えた結果、上記の三点が私の思いのポイントだと思いました。

 ちょっとそれぞれについて考えてみたいと思います。

 

 

3.「嫉妬」をするのは本当に相手に勝ちたいわけではないから?

 

 そうなんだとおもいます。

 談春も自分が嫉妬した相手に関する話の中で

自分の中では割り切っているつもりだったが、すねているだけではなかったか。甘ったれているだけではなかったのか。

  と述べています。

 本当に勝ちたいなら、本当の本当に勝ちたいのなら、自分が相手に嫉妬している分野での実力を磨くしかないでしょう。

 談志も述べたようにその努力をするより楽だから嫉妬するのでしょうね。

 あー、心が痛い…

 

 

4.どんな人からでも学ぶことがあると思えれば「嫉妬」しないの?

 

 では、相手が自分より高いレベルにいる・優れているために、自分が劣っていると感じて嫉妬するのであれば、上記のように広い心を持てれば嫉妬しないのでしょうか?

 そうだろうと思いたいし、そういう広い心を持ってみたいのですが、如何せん…私は普通の人間です。

 談志も落語についての話の中で

人間は寝ちゃいけない状況でも、眠きゃ寝る。酒を飲んじゃいけないと、わかっていてもつい飲んじゃう。夏休みの宿題は計画的にやった方があとで楽だとわかっていても、そうはいかない。八月末になって家族中が慌てだす。それを認めてやるのが落語だ。

 と述べています。

 大体の人は誰かに嫉妬せずにはいられないのだと思います。

 

 ここで一つ思った談志のすごいところは「他人と自分を比べるな」とは言っていないところです。

 嫉妬や妬み、劣等感については「自分と他人を比べるな、自分が成長できたところに目を向けろ」という話を聞くことが多いと思います。

 でも、比べちゃうんです。だって人間だもの…

 その業を否定せず「相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ」と言うところが談志を落語家たらしめている所以なのかもしれません。

 

 ただ、嫉妬せずに生きていける人がいることは間違いないでしょう。

 だって、私の周りにいますから…嫉妬とか全然考えない人。羨ましい。

 あれ?これ嫉妬?

 私の周りにいる嫉妬しない人(少なくとも私が見た限りでは)のタイプを分類してみると

  • そもそも他人と自分を比べない人
  • そもそもご両親が嫉妬しない人で、幼い頃に嫉妬という感情を親から習わなかった人
  • 自分の中に自信を持てるなにかがある人(ただし、自信が自慢に変化する場合もあり)
  • 嫉妬という感情と戦ってブレイクスルーした人

 などが挙げられるかな~と思いました。

 私に可能性があるのは嫉妬という感情と戦ってブレイクスルーした人ですね。

 

 

5.相手に並び、抜くための行動を起こすためにはどうすればいいの?

 

 自分のほぼ成功していない経験から言えば、相手より実力をつけたいという動機をちゃんと持つことだと思います。当たり前ですね…

 ただ、動機をちゃんと持つということが難しいなと思います…

 ダイエットで考えてみましょう。

 ダイエットをする人はみんな痩せたいという動機は持っているはずです。

 痩せる!そう決意するのですが、運動や食生活の改善を継続することができない…

 それは、ちゃんと動機を持っていないのです。

 なぜ苦痛を味わってまでダイエットしたいのか、なぜ太っている自分はだめなのかを理性で考えるだけでなく感情が激震するまで自分の中に落とし込まないと、ちゃんと動機を持っているとは言えないでしょう。

 理性ではダイエットしなきゃと思っていても、感情が苦痛だと叫んでしまったら運動や食生活の改善は継続できないですから。

 おなじように、嫉妬しないでいられるように相手より実力をつけたいと思っても、それを感情にまで落とし込まないと、また嫉妬するだけになると思います。

  楽な方に行きたい。だって人間だもの…

 ただ、私もほぼ成功していないので確信を持っては言うことはできません。

 

 そんな私の数少ない成功体験をシェアしたいと思います。

 私は人生で一度だけダイエットが少し成功したのですが、その理由の一つは、いつも後塵を拝しているなと思う相手に「昔と(性格が)変わってないよね」「自制心も大事だよね」と言われてカチンと来たことです。

 あれは感情に激震が走りましたね。

 まぁ「太ったね」と言われたわけではなかったのですが、私の中では「昔と(性格が)変わってないよね」「自制心も大事だよね」→「お前、何も成長してないじゃん」「昔から自分をコントロールできてないよね」と脳内変換され、「だったら、一番わかり易い外見をコントロールして、昔とは違うと思わせてやる」と思い、ダイエットに至ったわけです。

 相手にとっては何気ない一言だったし、肝心の性格を変えることができたわけではないので、ダイエットしても相手からは評価されませんでしたが…

 自分の経験から言うとここまで感情に落とし込んでやっと行動に移れるかなという感じなので、談志の言う「相手に並び、抜くための行動」を起こすのはとても大変だと思います。

  ですが、嫉妬したままでいるよりは行動してみるほうが相手に並ぶチャンスが増えるので、皆さんもぜひ感情が激震するまでにちゃんと動機を落とし込んでみてください。

 

 

6.あとがき

 

 本文には入れられませんでしたが、自分と同じようなレベルだと思う相手だからこそ少しでも差がつくのが嫌で嫉妬するのかなとも思いました。

 談春は師匠の談志には嫉妬しないでしょうし。

 そう考えると、嫉妬する相手にはどこか自分と似ているところがあるのかもしれません。

 

 談志は嫉妬について「一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する」と述べていますが、愚痴を言い合っているとき安心してる自分がいますよね。

 まさにあれのことですね。

 何かの本で読みましたが、自分を変えるには①付き合う人を変える、②住む場所を変える、③時間の使い方を変える必要があるそうです。

 嫉妬や愚痴を言い合える相手がいないと、ストレスで大変なことになりそうですが、談志いわく「その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う」そうですので、嫉妬からブレイクスルーしたいなら仲間を変えるか、一緒に成長しましょう。

 

 あと、根本的な点ですが嫉妬するということはネガティブな力を自らに与えることになるので、個人的には好きではないのですが、嫉妬という感情があるからこそ何かと戦える人もいるのかもしれません。ダークサイドのように??

 

 最後になりますが、嫉妬しちゃうけどそんな自分が嫌だな~と思う方、一緒に嫉妬という感情と戦ってブレイクスルーしましょう!

 

 このブログに対して、良かったことや、こうなんじゃないの?と思ったことがあればコメントをバシバシください。

 励みにしたり、参考にしたり、反省したりさせていただきます。

 

 それでは皆さん、さようなら。sasadamでした!

 

まずは自己紹介から

はじめまして!

sasadamと申します!

 

私がブログを始めた理由はアウトプットができるようになりたいからです。

読書は好きなのですが・・・人と話すのが苦手で学校では一人で図書館にこもっているタイプでした。

そんな感じでも生きてきましたが、高校を卒業したあたりから読んだ本の内容が以前のように頭に入ってこなくなり、読書にも苦手意識を感じ始めました。

そのあとは、趣味がカメラになったり、登山になったりしていますが、最近、樺沢紫苑という方が著した「学びを結果に変えるアウトプット大全」という本を読み、子供の頃はインプットだけで覚えられたが、大人になるとアウトプットしないと覚えられないということを知りました。

「だからか!」と目からうろこが落ちたように思いましたが、アウトプットが苦手な私はあまり話す友達もいないので、ちょっと勇気を出して不特定多数の人に発信できるブログを始めて見ることにしました。

 

このブログでは

・読んだ本について

・登山やギアについて

・カメラについて

・仕事について

・ふと思ったことについて

発信していければいいなと思っています♪

 

皆様、よろしくお願いしますm(_ _)m

google-site-verification: google694d61aceec1db63.html